<映画「デスノート Light up the NEW world」2016のあらすじ、ネタバレ・感想>

今回は2016年10月公開の映画『デスノート Light up the NEW world』にあらすじ、ネタバレ・感想についてまとめます。

『デスノート Light up the NEW world』はどのような映画なのか?キャストや監督などの情報を最初にまとめます。次にちょっとしたあらすじやネタバレ情報。最後に実際に映画を見た感想に続きます。

最後の感想は映画『デスノート Light up the NEW world』が公開され私が確認した後に書きます。多少、時間差があるかもしれませんが御了承ください。また、実際に、映画『デスノート Light up the NEW world』を見る人のために、完全なネタバレは避けています。多少なりともぼやかした表現が多くなるかもしれませんがその点も含んでください。

ちなみに、この感想を書くのはサポーターの「マッキー」です。映画大好きな大阪女子。映画が好きすぎて以前は映画館に勤めていました。そんな私のがまとめる映画のあらすじ、ネタバレ、感想を確認ください。はたして私はこの映画をお薦めするのでしょうか!?最後までしっかりと確認してくださいね。

追記)映画を見た人の意見に賛否両論あるようですが、『デスノート Light up the NEW world』が、9週連続1位をキープしていた『君の名は。』を抜き、全国映画動員ランキング第1位に初登場しています。10月末時点で一番話題になっている映画には間違いありません。

映画『デスノート Light up the NEW world』のキャスト、公開日について

2016年10月公開映画『デスノート Light up the NEW world』のキャスト、公開日は以下の通りです。

 

キャスト

・東出昌大(デスノート対策本部特別チームの捜査官、三島創役)

・池松壮亮(三島とともにデスノートを追う探偵、エルの後継者竜崎役)

・菅田将暉(サイバーテロリストの紫苑優輝役)

・元AKB川栄李奈(無差別殺人を行う史上最悪のデスノート所有者・青井さくら役)

・船越英一郎(デスノート所有者には、最高裁判事である裁判官の御厨賢一役)

 

監督

佐藤信介(『GANTZ』や『図書館戦争』など)

 

公開日

2016年10月29日

 

映画『デスノート Light up the NEW world』あらすじ、公開前の感想(見どころ)など

では次に2016年10月公開映画『デスノート Light up the NEW world』のあらすじ、公開前の感想(見どころ)などをまとめます。

 

映画『デスノート Light up the NEW world』のあらすじ

名前を書かれた人間は必ず死亡する『デスノート』。それを駆使して凶悪犯を次々と死に追いやった「キラ」こと夜神月と、世界的名探偵「L」との対決から10年。再び死神が地上にデスノートをばらまき、世界中が大混乱に陥っていた。

そんな中、亡くなった夜神総一郎の跡を継ぐ三島創とデスノート対策本部の捜査官たちは、世界的私立探偵にして「Lの正統後継者」竜崎とともに事件解明に当たる。

キラ復活を望む者、そしてそれを阻止する者たちとの究極の争奪戦の幕が切って落とされた。

 

映画『デスノート Light up the NEW world』の公開前の感想(見どころや予想)

あの『デスノート』が、10年の時を経てスクリーンに帰ってきます。

そんなに時間空いてた?!と単純に思うのは、きっとこの前ドラマがやっていたからでしょうね。とはいえ、今回はあくまで「映画」の続編。ドラマはどうやら関係ないようです。もちろん、ドラマはドラマで面白いのでそちらも要チェックです。

さてそんな『デスノート Light up the NEW world』、、、名前が長いなw続編と言うことですが、監督変わってるんですよね。『L change the WorLd』も違う監督でしたが、こちらがあまり評価が高くない(正直私もあまり擁護出来ない部分があり)のでちょっと不安なところ。

しかし今回の佐藤信介監督ですが、今年の4月に公開した『アイアムアヒーロー』が非常に素晴らしい完成度でしてね……原作にない話・映画はすでに綺麗に終わっている・蛇足感がするなどの不安要素を彼なら払拭してくれるのでは?と密かに期待していいます。

そして前作のキャストである松山ケンイチや藤原達也も宣伝に全力ですし(本編にも出るみたい!?)、話題性は群を抜いています。ただそのせいで今作のキャストが若干かすんでいるような、、、(笑)

今作のキャラは、映画内でどこまで愛着を持たせられるかも非常に重要なポイントですね。

あと着地点も気になるところです。原作もそうですが映画も、道徳的にはやはり「キラ」を勝たせるわけにはいきません。そこが解っている以上、キラの復活を謳っても結末が見えているんじゃ、、、と思ってしまいます。そのあたり、新しい解釈が見れたらなとも思っています。

デスノートと言えば、ハリウッド版も気になるんですがこちらはどうなっているんだろうなぁ。

いろいろと気になるところ満載の『デスノート Light up the NEW world』です。公開を楽しみに待ちたいと思います。

追記)実際に映画見ました。感想は下の方に書いているのでチェックしてください。

 

映画公開前『デスノートNEW GENERATION』について

映画「デスノート2016 Light up the NEW world」の公開前に見ておきたいのが『デスノートNEW GENERATION』です。2006年に公開された前回の映画「デスノート」との繋ぎになります。

デスノート対策本部特別チームの捜査官の三島創、エルの後継者竜崎、キラの意思を受け継ぐ(?)サイバーテロリストの紫苑優輝の3人の紹介と今回映画で出てくる事件の流れが分かる動画です。簡単に紹介すると以下の通り。

 

三島創編

夜神総一郎にリクルートされた三島創はデスノートおたく、キラおたくと言われるほどの人間。デスノート対策本部特別チームに入り、様々な難事件を解決する。今回の殺人事件もデスノートは関係ないと判明したが、、、。それは大量殺人の始まりに過ぎなかった。

(死神リュークを発見するヒントが出てくるので要チェック!?)

 

竜崎編

エルの後継者とされる竜崎。凄腕探偵として様々な事件を解決。上海にいたが日本の事件を探ることに。そこでデスノートの所有者が複数いることが発覚。テロリストにデスノートが奪われては世界は大変なことになる。そして、その全てのデスノートを集めることを決意する。複数のノートを複数の人に与えた死神の意図とは何か?その真意を探っていく。

(どうやら竜崎はエルの遺伝子を持つのかな(?))

 

紫苑優輝

家族を殺された紫苑優輝は自分も殺される夢を見る毎日。その犯人をキラが殺してくれた。警察も病院も彼を救ってくれなかった。自分を救ってくれたキラを神と崇める紫苑優輝はサイバーテロリスト。

最悪な人間にデスノートが舞い降りてしまった。そして粛清の名の下に大量殺人が始まる、、、。そこには悲しき物語も。

(ここには映画のメッセージも含まれているような気もする)

 

この『デスノートNEW GENERATION』は映画公開前に見ておいたほうがいいと思います。今ならHuluで無料で見れる(2週間トライアルなら無料)ので早めにチェックするといいでしょう。前回の映画とドラマもチェックできます。

チェックはこちら→Hulu

私は月1000円ぐらいのお金を払ってみているけど、今なら『デスノートNEW GENERATION』に加えて、前回の映画デスノートやドラマも無料で見れるのでかなりお得だと思います。

 

映画『デスノート Light up the NEW world』の感想(ネタバレ注意)

2016年10月29日に公開された映画『デスノート Light up the NEW world』を見てきました。

正直原作のファンですから、公開まで色々な葛藤がありましたよ。

1度は成功しているデスノートの実写化。でも監督が代わっている。監督が手掛けた作品自体は嫌いな方じゃない。俳優も豪華だし、何より前作の役者がそのまま出演してくれている。それでも10年経った。今更なんじゃないか。そして、最近やっていた連ドラへの不満も頭をよぎる、、、もう、ぐるぐるですよ。

ぐるぐるしつくしてから、もう出来上がったもんはこっちがどう悩んでも変わらん!と腹をくくって見てきました。ただ、ハードルだけは異常に下げてw

結果として、思っていたよりは酷くなかったと思いました。映画として割り切ればむしろ好きな方です。

しかし、しかしだ!そこに原作ファンと言う物言いがついてしまう。漫画オタクの悲しいサガですよ。ただの映画好きなだけだったらよかったのかもなー

そんなこんな、色々思うところの多かった新作デスノート。詳しい感想に行ってみたいと思います!

 

■ミステリー?サスペンス?アクション?

この映画、どういうスタンスで見るかによって評価が分かれるんじゃないかなぁと思います。

ミステリー映画としてはね、あんまり褒められた種明かしの仕方じゃなかったからなぁ。恐らくここに重きを置いていたら、肩透かしくらうんじゃないかな。多分ミステリーを求めて行った人が一番合わない気がする。でも、謎解きや化かし合いってデスノートの一番肝だから、、、うーん。

もちろんミステリー映画を謳っているわけじゃないですよ?でも話の流れ上、誰がキラなんだっていう犯人捜しが重要になってくるじゃないですか。

原作は古畑任三郎方式といいますか、犯人がわかった上で(そりゃ主人公ですしねw)逃げおおせるためのトリックを楽しむものだった。今作は、誰が犯人か解らないので観客ともどもそれを推理する。

でも、あんまりにもヒント少なすぎてわからないんですよ。消去法的に恐らくそうかなぁって思ってたら当たっただけですもん。よく映画で「最後10分まで犯人がわからない」ことを宣伝文句にしていると、決まってろくに出ても来なかった郵便配達のお兄さんが犯人だったりする。なんかそんな感じ。

サスペンスはミステリーに近くはあるけど、疑心暗鬼になったり、誰が犯人なんだって錯綜する部分においては十分成立していたと思います。トリックに粗があっても、演出で誤魔化しがきいてる部分もあったので。そこは役者さんの演技の賜物かな?

一番よかったのはアクション部分。バトルとかでなくて、映像の動きと言いますかスピード感みたいなものが秀逸。展開が早くてぐいぐい引っ張ってくれる。多少無理があっても、強引に力技で落とし込むのは流石だと思いました。

なのでそういう、アトラクション的な楽しみ方をするといいのかもしれません。

 

■役者の熱演が光る

今回は、俳優さんたちにとって非常にプレッシャーのかかる作品だったと思います。

ただでさえ人気の原作漫画があるのはハードルが高いのに、その人気を持ってしても絶賛することの多い前作がすでに存在している。加えて主役が別のキャラクターになってるって言うんですから、漫画ファンどころか映画ファンからも厳しい視線があったことと思います。

しかも10年前の作品の続きと来た。原作漫画にないストーリーでもある。地雷臭はんぱないですもん。出る方だって嫌遠しちゃいますよ、こんなの。

それでもね、しっかりとデスノートの世界の人間として生きてくれたと思います。オリジナルキャラクターって言うのは場違い感半端ないんですが、既存のキャラである弥海砂と絡んでも、全然違和感なかったです。上手くキャラだて出来てたのもあって、非常に魅力的な登場人物を描けていました。

ただそれよりも何よりもミサミサがねぇ、、、ミサミサが切なくってねぇ。

10年経った今も、忘れられない人。忘れちゃいけない人、、、って「君の名は。」か!(笑)、でもそんな感じでした。月への想いが一途であって、その哀愁を演じきった戸田恵梨香が素晴らしかった。昔のはじけるような若さも素敵ですが、今の影のある女な彼女も素敵です。まるで純愛のようですね!今作しか見てなかったら騙されるかもw(何に?)

そんな感じで、素晴らしい演技を見せてくれた俳優さんたち。ただ主役3人だったのは視点がとっ散らかる原因でもあったかなぁ。正直途中まで三島はいらないかな、て思ってしまったくらいで、、、いや、いるんですけど!結末的には最重要人物ですけども!w

 

映画『デスノート Light up the NEW world』の口コミ・評判

私の感想だけで評価するのも危険なので、ネットの口コミ・評判情報も集めました。良い評価も悪い評価もあったので、一覧にしています。

基本的には良い評価の方が多かったですが、2ちゃんまとめなどを見ると悪い評価をわざと目立たせているのもあるので注意してください。

ネットの口コミ評判は全体的には私の感想と基本的には良く似ています。前作、特に漫画を意識しすぎると評価が厳しくなる傾向にあるようです。原作ファンの人も映画と割り切ってみるといいのでは?

~良い評価~

・シリーズ最高傑作

・なかなか面白くてよかったと思うよ。音楽もよかったと思う。

・デスノートおもろかったで!続編ありそうな終わり方だったから少し期待してる(笑)

・デスノート片手に手に汗握るアクションの連続で見ていてドキドキが止まらない!メイン3人の熱演も素晴らしかったです!

・エピソード的には前作と変わらないおもしろさだった。そしてなにより、みさみさがかわいい!さらに一途すぎて切なくなったよ。

・デスノート見たんだけどとってもよかった若干無理矢理感あるかなあ?って思ったけど普通に面白かったです

・面白かった。キラはきっとあの人と思っていたけど、やっぱりなぁでしたが、そんな風にくるかでしたね。これは続編有り?

 

~悪い評価~

・うーん、まあつまらなくはないかな、多分。オリジナルで行くならオリジナルを貫けばいいのになぁ。原作知らないならもう少し楽しめたろうなぁ。

・馬鹿なキラもどきが馬鹿なLもどきとノートを争ったってだけの駄作

・バカが頭脳戦をする映画

・原作になぞるわけでも、原作者ノータッチならそりゃバカだらけになるわ

 

映画『デスノート Light up the NEW world』まとめ

色々思うところの多い作品、と言うのが私の中での結論でしょうか。

評価出来るところもあるし、なんだかなぁって思ったところもある。でも決してつまらなくはなかったですよ。中だるみも少なかったですし、最後まで飽きなかったですから。

ただやっぱり、10年と言う月日は大きくてですね、、、記憶が薄れると同時に思い入れも強くなっちゃうんですよ。原作ファンは特にね、「前作を越えられないならやめてくれ」ってなってるでしょうし。

でもねぇ、前作だって前編は映画館閑古鳥鳴いてたんですよ?期待なんかまったくされてなかったんですよ?それが後編になってやれ満席だ、パンフレット売り切れだって。まぁこれは、公開前日にテレビで前編やったからだと思いますけど。

なので実際見てきた私としましては、先入観を持って判断するのはやめて欲しいということです。見た上での批評ならばなんぼでもしていいと思いますけど。

1度前作のことを忘れて(続き物にこれ言うのも変な話なんですけど)新しい切り口の「デスノート」として楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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