<映画「ドクター・ストレンジ」のキャスト、あらすじなど>

「ドクター・ストレンジ」は2017年一発目の、マーベル・ヒーローものとなります。海外ではすでに公開済みだったり しますが、日本にとっては今年のヒーローものを占う1作に なることは間違いないでしょう。

今回はこの「ドクター・ストレンジ」についてキャスト、あらすじ、ネタバレ、見どころ情報、感想、公開日、上映館などの情報についてまとめます。

映画の感想については映画「ドクター・ストレンジ」が公開され、実際に私が見た後になります。多少、時間差があるかもしれませんがその点は御了承ください。また、実際に、映画「ドクター・ストレンジ」を見る人のために、完全なネタバレは避けようと思います。多少なりともぼやかした表現が多くなるかもしれませんがその点も含んでください。

ちなみに、この感想を書くのはサポーターの「マッキー」です。映画大好きな大阪女子。映画が好きすぎて以前は映画館に勤めていました。そんな私のがまとめる映画のあらすじ、ネタバレ、感想を確認ください。はたして私はこの映画をお薦めするのでしょうか!?最後までしっかりと確認してくださいね。

映画「ドクター・ストレンジ」のキャスト、公開日について

2017年1月公開映画『ドクター・ストレンジ』のキャスト、公開日は以下の通りです。

 

キャスト

()は日本語吹き替え版の声優さんです。

【スティーヴン・ストレンジ / ドクター・ストレンジ】
ベネディクト・カンバーバッチ(三上哲)

【モルド(英語版)】
キウェテル・イジョフォー(小野大輔)

【クリスティーン・パーマー】
レイチェル・マクアダムス(松下奈緒)

【ウォン(英語版)】
ベネディクト・ウォン(田中美央)

【カエシリウス】
マッツ・ミケルセン(井上和彦)

【エンシェント・ワン(英語版)】
ティルダ・スウィントン(樋口可南子)

【ニコデマス・ウエスト】
マイケル・スタールバーグ

【ジョナサン・パングボーン】
ベンジャミン・ブラット

【ストロング・ゼロッツ】
スコット・アドキンス

 

監督

スコット・デリクソン

 

公開日

2017年1月27日

 

映画「ドクター・ストレンジ」あらすじ・ネタバレ、見どころなど

では次に2017年1月公開映画「ドクター・ストレンジ」のあらすじ、公開前の感想(見どころ)などをまとめます。

 

あらすじ・ネタバレ

天才脳外科医のスティーヴン・ストレンジは容姿も知能も 秀でている一方、プライドの高さから傲慢になっていました。

しかしある日不慮の事故で両手の機能を失い、突如外科医 としてのキャリアの全てが崩壊してしまった彼は、あらゆ る治療を試すうちに財産を使い果たしてしまいます。

完治の手立てが見つからぬまま富も名声もなくしたストレ ンジは絶望しますが、やがて神秘に満ちた魔術の力へとたどり着き、栄光を取り戻すためその日から想像を絶する厳しい修業に取りかかります。

その力を生かすことができるのか、それとも再び誤った道へ進むのか?

 

映画公開前の見どころ解説、感想

先ほども書いたように『ドクター・ストレンジ』は2017年一発目のマーベル・ヒーローものとなります。海外ではすでに公開済みだったりしますが、日本にとっては今年のヒーローものを占う1作になることは間違いありません。

なんといっても主演がベネディクト・カンバーバッチ。あの海外ドラマ『SHERLOCK』で人気を博した彼が、満を持してヒーローものに挑戦するわけですから注目されないわけはありません。

ただ、昨今はあまり海外の俳優さんが日本のテレビで取り上げられる機会も少なくなっているので、知らない人もいらっしゃるかもですね。でも一部(の特に女子)に熱狂的なファンを持ってるんですよ、この方w

そしておそらく気になる方が多いと思われるのが、今作が「マーベル・ヒーローもの」であるという事実。

マーベルシリーズは熱狂的なファンが多い一方、シリーズものであるが故に途中参入が難しくなってるんですよね。それを理由に見るの辞めちゃう人もいるかもしれません、、、でもちょっと待ってください。

このドクター・ストレンジ、今作がシリーズ1作目となっています。マーベルという括りではありますが、他作品との繋がりはあんまり考えなくても見れる映画となっていますのでご安心くださいませ!もちろん、知ってたら2倍面白いのも事実なんですけど。

個人的にアメコミも読んだりするので、入りにくいと言う理由でマーベル映画が先細って行くのが悲しくてですね……そこら辺の敷居をどうにか下げられればいいなぁと思うんですけど。カンバーバッチの集客力に期待するしか(笑)

あと楽しみなのは、ディズニー映画の隠れミッキーのごとくカメオ出演しているスタン・リーがどこで登場するかですねぇ。敷居を下げたいと言っておいてなんですが、この辺は知ってる側の楽しみにも期待したいw

ストーリーとしてはいわゆる「オリジン」というやつなので、そこまで凝ったものにはならないのかなぁ。ただ向こうでの評価が(主に海外のレビューサイト「ロッテントマト」が)かなりいいっていう話も聞きますし、そういった面でも期待したい所です。

ちなみにこの映画、ベネディクトっていう名前の方が2人出演されているのですが、これってポピュラーな名前なんでしょうか?(笑)私なんぞはエッグ・ベネディクトが頭を過ってしまいましたねw

以上、『ドクター・ストレンジ』の見どころ情報でした。

 

映画『ドクター・ストレンジ』の感想(ネタバレ注意)

さて今回は『ドクターストレンジ』の感想です。

予告が公開されてから、ずいぶん待ったように思います。まぁ日本の公開が遅かったからですけどね。仕方ないね。

今作は、いわゆるアメリカンコミックの実写版。『ドクターストレンジ』はアイアンマンとかキャプテン・アメリカと同じマーベル誌にて連載しているヒーローです。ちなみにバットマンやスーパーマンはDC誌という違う出版社で連載しています。日本で言うなら少年ジャンプと少年マガジンの違いみたいな感じかな。

そんなマーベルですが、近年滅茶苦茶映画事業に力を入れていることでも有名です。背景にはディズニーの傘下になったことが関係しているようですが、、、しかしながら、こんだけ量産してるのに全然クオリティ落ちないですよねーある程度以上には仕上げて来るんだもん、毎回期待しちゃいますよ。

待ちに待ったニューヒーロー、ドクターストレンジ。果たしてどれほど楽しませてくれたのか?詳しく語っていきましょう!

 

■映像の革命か、暴走か

まず初めに語っておきたいのは、映像美ですよね。いや、これは予告の段階で鳥肌立ってたので、解っていたことではあったんですけど。ただものすごい新しかったかと言われると、『インセプション』思い出したと答えてしまうんですがw

それでもね、圧倒的なスピード感とトリッキーな映像の使いどころが非常に気持ちよくてですね。インセプションは見ていてちょっと酔ってしまったんですが、ドクターストレンジは酔う前に次に移り変わってるっていうか、、、上手く言えないんですが、ジェットコースターに乗ってる感覚って言うと伝わるかなぁ。ぐるぐる目新しく変わるんだけど、スピードの為か爽快感が先に立ってしまうような。

どうやって驚かそうか。どうやって想像を越えてやろうかってワクワクしながら作られているようにも感じました。だからこそアイディアだけに留まらず、「見やすさ」にも気を配られていたんじゃないかな。そうでなかったらあの映像、絶対酔っちゃうもん。個人的に画面酔いしやすいたちなので、これだけで好感度がうなぎ上り(笑)

「魔法」っていうジャンルは、結構使い古されたものですよね。いえ、使い古されていなくても大きな大きな『ハリー・ポッター』という壁がある。同じような見せ方では先人には絶対勝てないんですよ。でもそこを上手く潜り抜けて「魔法」を実現させた。

ファンタジーと科学って相容れないもので、現代ってう舞台は足を引っ張りかねない要素です。実際ハリー・ポッターは人間世界にいるよりも、魔法学校にいる方が余程魅力的。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は人間世界が舞台ではありましたが、時代を変えることによって「非日常感」を演出していました。ならばドクターストレンジはどうしたかというと、、、真っ向から現代に乗り込んできましたw

現代としてはどうしても浮いてしまう魔法要素。でも現実を「現実でないもの」として描くことで、我々が知っている世界を歪めてしまった。歪んだ映像はまさに「非現実」が目の前に起こっているようで、こうやって逆にリアル感を出してきたかと感動したものです。

ただそこに注視するあまり、後半ちょっと息切れした気もします(笑)前半はもうちょっと抑え目でもよかったんじゃないかなーやっぱり人の印象に残るのって、前半部分よりもラストバトルですから。多次元バトルは、ラストバトルで見たかったなと正直思ってしまいました。

 

■マーベル・シネマティック・ユニバースのジレンマ

今作ドクター・ストレンジは「フェイズ3」という位置づけになります。これはマーベル・スタジオのシリーズ映画がシーズン3に入ったと言うことになります。詳しくは省きますが、アベンジャーズを軸にして海外ドラマのように大きな流れを持って作られているんですね。

なのでストレンジも今後アベンジャーズに関わってくると思われます。事実、最後のおまけ映像にソーが出ていましたしね。マーベル映画は恒例となっておりますが、エンドロールが終わるまで席は立たない方がよろしいかと(笑)

なぜ突然こんなことをお話しするかと言うと、マーベル映画にはファンとしては色々ジレンマがあるんですよね。

先ほどアイアンマンとキャプテン・アメリカが同じマーベルのコミックであると言いましたが、人気シリーズであるX-MENも実はマーベルのコミックなんです。でもこれが、映画基準になると話が変わってくる。

アイアンマンなどはディズニー配給の映画になっています。でもX-MENって20世紀フォックスの配給なんですね。これの何が問題かっていうと、コミックはアイアンマンもX-MENも共通の世界観の中に生きていると言う点です。

X-MENで版権を獲得しているキャラクターは、20世紀フォックス配給の映画にしか出られません。逆も同じことで、アベンジャーズのキャラクターはディズニー配給の映画にしか出られないんですよ、、、厳密にはちょっと違う部分もあるんですが、おおよそこの認識で間違いないかと。

で、話はドクターストレンジに戻るのですが、ラスボスがねぇ、、、すっきり倒されなかったんですよね。原作をしっかり読み込んでないので認識が間違ってるかもしれませんが、ドルマムゥは因縁の深いキャラクターとは言い難いように思うんですよね。もちろん強大な宿敵の1人ではありますが。

でも倒せなかった、、、これは2への布石と同時に、深刻なヴィラン不足があるように思うんですよね。配給が分かれてしまっている為に、本来どちらにとっても敵であるキャラクターがどちらか一方しか使えない。ヒーローばかりが増えて、敵の数が足りない。だから生かしたのでは?と。

まぁドルマムゥが原作でどうなったのか知らないので、あくまで想像でしかないのですが。でもヴィランの数が足りないのは本当だし、そのせいで最近ラスボスがしょぼくなってるんだよな~マーベル映画、、、今回もその辺が絡んでの結末だとしたら、残念でなりません。ドルマムゥの能力的に、こういうラストしかなかったとも考えられるんですけどね(笑)

いい加減ここのジレンマ解消してくれないかなぁとかエンドロール後のソーを見ながら考えていましたw

 

■最後に

ちょっと感想の最後の方、厳密にはドクターストレンジの感想とは言い難いような気がしますが(笑)正直ね、今作への感想は映像美に始まり映像美に終わるっていうくらい、そこに良さが凝縮されているんですよ。

演技もストーリーも、添え物と言うよりもこの映像を作り出すために存在するみたいな。って言い方するとそればっかりなの?って思われるかもしれませんが、だってそこのインパクトが強すぎるんだもの。

こんな拙い感想だと画面がきれいなだけの映画かって思われそうで悔しいwそうじゃないんだ、そうじゃない、、、映像を「体験」する映画なんだよーアトラクションに乗ってる気分なんだよーああもう、全然上手く言えない!

兎に角見てくれ!としか言えません。見たらわかっていただけるかと。「あー、面白かった」とか「迫力満点!」とか月並みな感想しか言えないけど、陳腐な映画ってわけじゃないんだ!「楽しかった」って言うのが最高に似合う映画なんだ!是非映画を見て、この気持ち解ってください!!(笑)

 

映画「ドクター・ストレンジ」の上映館、公式情報など

映画「この世の片隅に」の上映館や公式サイトなどの情報は以下の通りです。

公式サイト:ドクター・ストレンジ

上映館:「ドクター・ストレンジ 」劇場情報(公式サイト内)

 

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