<映画「本能寺ホテル」のキャスト、あらすじ、原作情報など>
今回は2017年1月公開の映画『本能寺ホテル』の原作、キャスト、あらすじ、ネタバレ、見どころ情報、感想、公開日、上映館などの情報についてまとめます。
この映画は日本史最大の謎といわれる“本能寺の変”の前日を描き、その謎に迫る歴史ミステリーです。なのに本能寺ホテルという現代風のタイトルが付いていることにまずは違和感があります。いったいどのような映画なのでしょうか?原作からして凄く気になるところです。本能寺ホテルって聞いたことないけど小説が原作なのでしょうか?
まずはこの「本能寺ホテル」の原作情報、キャストや監督などの情報を最初にまとめていきます。その次に映画のあらすじネタバレ情報や公開前動画情報といったところをまとめます。
そして、最後に実際に映画を見た感想に続きます。
最後の感想は映画「本能寺ホテル」が公開され、私が見た後になります。多少、時間差があるかもしれませんがその点は御了承ください。
ちなみに、この感想を書くのはサポーターの「マッキー」です。映画大好きな大阪女子。映画が好きすぎて以前は映画館に勤めていました。そんな私のがまとめる映画のあらすじ、ネタバレ、感想を確認ください。はたして私はこの映画をお薦めするのでしょうか!?最後までしっかりと確認してくださいね。
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目次
映画「本能寺ホテル」のキャスト、公開日について
2017年1月公開映画『本能寺ホテル』のキャスト、公開日は以下の通りです。
キャスト
【繭子(現代の女性。本能寺ホテルに泊まることで運命が変わる)】
綾瀬はるか(ヒロイン)
【織田信長】
堤真一(主役)
【森蘭丸(信長に仕える小姓)】
濱田岳
【吉岡恭一(現代の繭子の恋人)】
平山浩行
【本能寺ホテルの支配人】
風間杜夫
監督
鈴木雅之
原作
調べたところ本能寺ホテルに原作はありません。オリジナルです。ということで脚本に全てがかかっています。最近は原作がある映画が増えているので原作が無くても良い映画を作れるところが見たい。そういう意味でこの映画にはかなり期待しています。
また、原作のパクリ疑惑も出ています。それについては別途まとめているのでそちらも必要に応じてチェックしてください。
脚本
相沢友子
公開日
2017年1月14日
映画「本能寺ホテル」あらすじ・ネタバレ、見どころなど
では次に2017年1月公開映画「本能寺ホテル」のあらすじ、公開前の感想(見どころ)などをまとめます。先にも書いたように「本能寺ホテル」は原作がありません。
あらすじ・ネタバレ
勤務先の会社が倒産し職を失った倉本繭子は、付き合って2年の彼氏・吉岡恭一からプロポーズをされます。
周囲からも薦められ流されるままに婚約した繭子は、恭一の両親の金婚式を祝うため京都を訪れますが、そこで手違いによって予約していたホテルに泊まることが出来ず、偶然たどり着いた路地裏の「本能寺ホテル」にチェックインします。
「ようこそ、本能寺ホテルへ」と出迎えた支配人に導かれるように、繭子は不思議な世界へと迷い込みます。日本最大の歴史ミステリーの1つ、本能寺の変の謎が今明かされる!?
それとも繭子は織田信長を救って歴史を変えてしまうのか?
出演者からのコメントなどから内容を推測
出演者のコメントだけから内容を推測するのは困難ですが、綾瀬はるかさんのコメントを見る限りではコメディちっくな内容かな?恋愛要素は無さそう?
~本能寺ホテル、出演者の声など~
綾瀬はるか「私が今回演じさせて頂きます繭子が、鳴かぬなら殺してしまえホトトギス…あの織田信長と奇想天外なやりとりをするのが見どころです。キャスト、スタッフみんなで、笑って頂ける作品をお届けできるよう頑張ります!」 堤真一「再び「プリンセス トヨトミ」のスタッフが集まり、新作映画を作ることができて嬉しく思います。~中略~誰もが知る歴史の謎に迫るミステリー映画を、この最高のスタッフとキャストで盛り上げていきたいと思います」 濱田岳「あの美少年と言われている森蘭丸役を僕が演じさせて頂ける事を光栄に思います。「蘭丸、お前かよ。」とガッカリからスタートしているはずなので、後は上がるだけだと思っております」 |
映画公開前の見どころ解説、感想
今回の「本能寺ホテル」は「プリンセス・トヨトミ」チームが再結成!ということで、メガホンをとる監督にしろ豪華なキャストにしろ何かと話題性が多い作品です。
しかしながら、そのプリンセス・トヨトミって評判がいいのかな?実は個人的にはあんまりだったんですよね。2011年に興行収入16.2億円を記録したということでその数字を見るかぎりは凄いのですが、、、。
プリンセス・トヨトミを公開当時見たのですが、どうにもあれを思うと期待値が下がってしまって(笑)キャストがもったいないって感じたくらいです。しかも今回も同じく歴史もの。どうなのでしょう。
今期の大河『真田丸』は非常に評判がいいですから、同じ戦国時代ものとして日の目はあるのかなぁとも思うんですが、、、どうなんでしょうw時代違うし。
そしてあらすじを読んで思い出したのは『幕末高校生』です。私は1994年に放送していたドラマ版しか見たことがないのですが、現代の女性がタイムスリップして、死ぬ運命にある偉人を助けるってなるとこれ思い出しました。
あとは最近、恋愛SFものが当たっている感じもあるので恋愛要素が絡んでくるのかどうかも見所だと思います(その辺りはまだ良く分からない)。
ともかく、今作は原作のない完全オリジナルと言うことなので、その辺にはちょっと期待しています。最近邦画は漫画原作の映画が異常に増えてきましたからね。脚本が書ける人がちゃんといるんだって証明してほしいところです。
2016年の邦画はなかなかの当たり年だっただけに、その流れが来年にも続いてくれないかなぁってのもありますしね。だからこれも、いい作品だったらいいなって期待しています。
あと最初コメディに振ってるのかとも思ってたんですが、予告を見る限りしっかりとストーリー組んで来てるのかな?でも信長の最後に関しては結構ステレオタイプな歴史考証持ってきているようにも感じるので、その辺をどう料理してくれているのかは見ものです。この場合下手に歴史考証するよりも、タイムスリップものとして割り切ったエンタメになってる方が面白いかも。
2017年の邦画を占う大作。ここでヒットが出れば来年も邦画の興行は明るい?映画業界自体が苦しくなってきている昨今、是非ともいい滑り出しを期待したいものです。
以上、『本能寺ホテル』の見所情報でした。
映画『本能寺ホテル』の感想(ネタバレ注意)
過疎期間とはいえ、1月16日付の日本興行成績で第1位となった今作。
公開前は脚本の盗作疑惑などで色々と揉めていて、意図しない形で話題を呼んでいました。まぁ確かに、このキャストでこの設定だったら万丈目学の名前がないことに疑問を感じるのは自然なことかもしれません。
(参考:本能寺ホテル 万城目学のパクリなの?)
見終わった感想としても、万丈目テイストを強く感じるなぁだったので、、、いやいや、そこを深堀するのはやめよう(笑)
色んな意味で話題作であった2017年最初の大作邦画。どのような仕上がりとなっていたのか、じっくり語りたいと思います!
■Theテレビ局制作映画!であること
見る前から知ってはいましたが、なんというか本当に「Theテレビ局制作映画」、もっと言うならば「Theフジテレビ制作映画」って感じでした。
たとえば同じ歴史タイムスリップものである(しかも奇しくも信長がメインの)『信長協奏曲』なんかも、スタッフが違うのにどうしても同じにおいを感じるというか、既視感を感じることが多かったのです。今作も例にもれず、どこかで見た演出、アングルなどなど、、、同じスタッフが作ってるの?と疑いたくなる部分が多々ありました。
結局、テレビの手法をそのまま映画に持ってきてるんですよね。俳優さんとかロケ地とかはドラマよりも豪華になっていますが、結局同じ味付けにして同じような料理になっている、と、、、ドラマで培ったものをそのままみんながトレースしてる感じ。
こう言ってしまうと、この映画あまりよくなかったんじゃないの?と思われるかもしれませんが、これがですねぇ、、、案外面白かったんですよねw私は非常に楽しめました。変に凝った造りではなく、ストレートに描かれているのも好感が持てます。
この手の手法を諸手で褒める気にはなりませんが、今回は作品の内容に相まっていいように作用した気がします。同じような展開、同じような演出に感じるマンネリが、安心感になって気楽に見られたというか。変に肩肘張って見るもんじゃないなって最初にハードル下がったからとも言えますけど(笑)ドラマでもいいじゃんってのは、やっぱりどうしても思っちゃいますけどねー
なので1800円を高いと感じる方もいるかもしれません。作品としては面白くても、映画館で見る「付加価値」的なものは少なかったかなぁ。
でもロケ地として出てくる京都の町は非常に美しく、観光ムービーとしてなら大画面で見る価値はあるかも?あと出演されている俳優さんのファンは非常にお勧めです。いくら好きでも見るのに苦痛になる映画ってありますけど、これは十分に楽しめる映画だと思いますので。
■新しい?今だからこそ出来る「信長像」
実は歴史好きでもあるのですが、ちょっと今回の信長像には驚きましたね。
なんていうか、信長ってもう手垢つきまくりじゃないですか。使い古され過ぎじゃないですか。みんな知ってるが故に、テンプレが出来ちゃってるんですよね。だから今回も、多少アプローチは違っても似たり寄ったりだろうなって思ってたんです。
実際この映画、時代考証ははっきり言って「なんちゃってSF」だからと最初から勝負する気はないように感じました。粗も多いし突っ込みどころがありすぎて、逆に気にならなくなるレベルで(笑)
その上で、歴史の小ネタが結構ぶっこまれてたんですよ。特に信長の人物像とかびっくりしちゃって。てっきりいつもの「冷酷無慈悲」な信長なんだろうって思ってたから、、、信長が繭子が未来人だと気付くところとかね、もうね、すごいとしか。
信長って宣教師から地球儀を贈られたことがあるんですけど、当時「世界が丸い」という概念がなかった日本であってそれを瞬時に理解したと言われています。そういう洞察力や物事への柔軟性が非常によく描かれてたんですよ。これは今まであまり見かけないことです。
ただこの辺の話って昨今になって研究されたと言いますか、最近になって見直されたことなんですよね。そういう新たな事実を元に、今だからこそ描ける信長になったんじゃないかなって勝手に思いました。
信長は結構調べていたこともあるので、ちょっと贔屓目になっているかもしれませんけど(笑)ふわっとした時代考証の中にきらりと光る小ネタが転がっているので、歴史好きの人は逆に楽しめるかも?
■最後に
楽しいに特化した映画ともいいますか。戦国時代と言う血なまぐさい時代設定にもかかわらず、全然重くない安心して見れる映画です。
ただその分、映画!って感じはしなかったかなぁ。テレビドラマなら結構当たりの部類だと思うんですけど、テレビだとこんな俳優さんやロケ地使えないだろうしね(笑)その辺がジレンマではあります。
ものすごいおすすめとは言い難いのだけれど、時間つぶしに映画でもって感じなら十分に楽しめる映画だと思います。歴史好きの方も、ちょっと目をつむっていただかないといけない部分はありますがw見どころのある映画になってるんじゃないかな?
出演されている俳優さんのファンの方にはめちゃくちゃお勧めですので、出演者に少しでもご興味があれば映画館に足を運んでみてもいいかもしれませんね。
映画「本能寺ホテル」の上映館、公式情報など
映画「本能寺ホテル」の上映館や公式サイトなどの情報は以下の通りです。
公式サイト:本能寺ホテル
上映館:(公式サイト内):本能寺ホテル劇場情報
映画「プリンセス・トヨトミ」について
前作とも言える映画「プリンセス・トヨトミ」は万城目学さんのベストセラー小説を映画化したもので、最終興行収入16.2億円にもなっっています。
舞台は大阪で会計検査院があやしいとふんだOJOの検査をしていくところから話が始まっていきます。なんと大阪は日本から自治が認められており手が出せない状況?そしてちょっとしたことから大事件に発展してく。大阪の活動が全てストップする?そこから歴史の真実が明らかにされていきます。
本能寺ホテルを見る前にチェックするといいかもしれませんね。
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