<映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のキャスト、あらすじなど>

今回は2016年12月公開の映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のキャスト、あらすじ、ネタバレ、見どころ情報、感想、公開日、上映館などの情報についてまとめます。

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」はどのような映画なのか?キャストや監督などの情報を最初にまとめていきます。その次にあらすじネタバレ情報、公開前動画といったところをまとめるのでそこで映画概要を確認ください。

更に映画の見どころ情報を私なりに解説します。ここで映画を見るかどうかの判断ができると思います。

そして、最後に実際に映画を見た感想に続きます。

最後の感想は映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」が公開され、私が見た後になります。多少、時間差があるかもしれませんがその点は御了承ください。また、実際に、映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を見る人のために、完全なネタバレは避けようと思います。多少なりともぼやかした表現が多くなるかもしれませんがその点も含んでください。まだ映画を見ようかどうか悩んでいる人はこの感想も参考にしてください。

ちなみに、この感想を書くのはサポーターの「マッキー」です。映画大好きな大阪女子。映画が好きすぎて以前は映画館に勤めていました。そんな私のがまとめる映画のあらすじ、ネタバレ、感想を確認ください。はたして私はこの映画をお薦めするのでしょうか!?最後までしっかりと確認してくださいね。

映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のキャスト、公開日について

2016年12月公開映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のキャスト、公開日は以下の通りです。

 

キャスト

・ジン・アーソ役:フェリシティ・ジョーンズ

・キャシアン・アンドー 役:ディエゴ・ルナ

・オーソン・クレニック役:ベン・メンデルソーン

・チアルート・イムウェ役:ドニー・イェン

・ベイズ・マルバス役:チアン・ウェン

・ボーディー・ルック役:リズ・アーメッド

・ゲイリン・アーソ役:マッツ・ミケルセン

・ソウ・ゲレラ 役:フォレスト・ウィテカー

・K-2SO役:アラン・テュディック

 

監督

ギャレス・エドワーズ

 

公開日

2016年12月16日

 

映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」あらすじ・ネタバレ、見どころなど

では次に2016年12月公開映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のあらすじ、公開前の感想(見どころ)などをまとめます。

 

あらすじ・ネタバレ

物語の舞台は『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の少し前、銀河全体を脅かす帝国軍の究極兵器“デス・スター”の設計図を入手するため、反乱軍は極秘チーム<ロ―グ・ワン>を結成する。

孤独な女戦士ジン・アーソは、情報将校キャシアン・アンドー、盲目の僧侶チアルート・イムウェ、巨大銃ブラスターを駆使するベイズ・マルバス、貨物船の凄腕操縦士ボーディー・ルックたちとともに命を懸けた作戦に身を投じることになった。

様々な葛藤を抱えながら不可能なミッションに立ち向かってゆくが、その運命のカギは天才科学者であり、何年も行方不明になっている彼女の父ゲイリン・アーソに隠されていた…

 

映画公開前の見どころ解説、感想

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開も記憶に新しいスターウォーズシリーズの言わば外伝的な存在となるこの作品。時系列的には『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』と『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の間を埋めることになる模様です。

内容としては、エピソード4の冒頭で示唆されていたデス・スターの設計図を強奪した反乱軍のお話です。このシリーズをよく御存じの方には、そこをやるのか!と感動する部分なのですが、果たして。

かくいう私もスター・ウォーズシリーズは大好きであります。なので純粋に知りたかった部分が映像されることは素直に喜びたい。喜びたい、の、だけど、、、こうね、色々と葛藤があるわけです(笑)

フォースの覚醒というルーカス監督の手を離れたスター・ウォーズが公開されて以来、色々と思うところがあったりなかったりするのですよ。そう、フォースの覚醒の出来が良かっただけに、どうにも複雑な思いが頭を過るんですよねぇ、、、当たって欲しいような、このままルーカスの元を巣立っていくのが寂しいような。いや、もう親元に帰ってくることはないんだけどもw(権利的な意味で)

そう、ルーカス監督はスター・ウォーズを手放しました。だからこそフォースの覚醒があって、ローグ・ワンもある。今後も色々な派生作品が予定されています。さすがディズニーと言ったところでしょうか。

そこもねぇ、賛否の部分になっちゃうんですよね。大好きだったスター・ウォーズが商業的に切り売りされていく姿をどういった気持ちで見てればいいのか。盛り上がることは素直に嬉しいし、フォースの覚醒を経てスター・ウォーズを知ったと言う子供たちも確かにいる。悪いことばっかじゃないし、出来上がる作品だって(まだ公開は1作しかされてませんけど)クオリティの高いものに仕上がってる。しかし、しかし。

、、、こういうのが懐古主義者なんだろうなぁと我が身を振り返ってしまうのです(笑)そういう色眼鏡で映画見たくないから、出来る限りフラットでいたいんですけどねぇ。とりあえず、量産はしてもいいから1個のクオリティを大事にしてくれていたらなぁと思います。描かれる内容自体はずっと気になっていたものですしね。

監督はギャレス・エドワーズ、いわゆるギャレゴジの監督ですよね。ハリウッド版ゴジラ。あ、2014年版ですよ!1998年版なんてなかったんや、、、

『シン・ゴジラ』が公開されたことによってギャレゴジを再評価する人、逆にこき下ろす人が増えたもんで、ある意味今年知名度が上がった作品でもありますw私はギャレゴジ自体公開当初から嫌いではなかったので、ローグ・ワンにも期待しておこうかな。思い入れのあるシリーズを引き継いでくれたって意味でも。

以上、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』見ろどこ情報・感想でした。

 

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の感想(ネタバレ注意)

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」見てきました!ということでその感想をまとめていきます。

長年愛された超大作シリーズのスピンオフ、、、今までにない試みで映像化されたこの映画は、色々な意味で注目を集めていました。そりゃそうだ、スター・ウォーズの外伝の映像化なんてこれが初、、、初?

いえね、私もてっきりそうだって思い込んでたんですよ。一番好きな映画なんだって言われたらスター・ウォーズがまず候補に挙がるくらい好きなんですけど、今の今まで知らなかったんです。先日、「ローグ・ワンどうなるだろうねぇ。初スピンオフだし」って友人に言ったら「は?」って威圧されて知ったんですよ(汗)

『イウォーク・アドベンチャー』1984年公開。よもや30年も前にスピンオフが公開されてたなんて……しかしこれでハードル下がったね!初の試みじゃないから!ちなみに私はまだ見てないんですが、『イウォーク・アドベンチャー』の内容はお察しって感じだそうですよ(笑)

さてさていい感じに温まったところで、細かい感想に行っちゃいましょう!

 

■ローグ・ワンは『繋ぐ』物語である

何が一番びっくりしたってね、あのオープニングロールがなかったことですよ。え?って思いましたもん。ないの、え、ないの?!って。びっくりして、でもふと思ったんですよね。

だってさ、そもそもローグ・ワンって『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のオープニングロールにちょこっとだけ出てきた文章を、これでもかって限界まで膨らませて作り上げた作品じゃないですか。オープニングロールの「中」にある世界なのに、またそこに始まりの曲を置くわけにはいきませんもんね。なので私はこのことで、ギャレス・エドワーズのスター・ウォーズに対する強い敬意を感じました。違和感を感じる人もいるかもしれないけど私はこれでいいと思う。

最初に作品への敬意を感じ取れたことで、そこからは安心して見れました。実際始まる直前までは、ハードルを下げるのに必死でしたから(笑)

ローグ・ワン自体の詳しい感想は後で述べますが、とりあえずここが言いたい。もう1つ面白い試みだなぁと思ったのがあって、それが「エピソード4が始まる10分前」まで描いたことです。

もう30年以上前の作品ですから、当時演じていた役者が年齢を誤魔化して再度取り直すと言うことは出来ません。リメイクとか続編はそういった「年齢」の問題が顕著であって、だから古い作品に「繋げる」なんてこと今までだったら出来なかったわけです。しかし現代のCGや特殊メイク技術だったらそれが可能なんですよ。

もうねぇ、ちょっと感動しました。そりゃよく見たら違うって解るんですけどね。違う人がやってんだって解るんですけど、出来る限り出来る限りスター・ウォーズを傷つけないように配慮した姿勢に胸を撃たれてしまって。どうせ過去の作品なんだから適当でいいやwって感じが微塵も見えなかった。

この点は、今後予定されているハン・ソロのスピンオフに対しても多大な影響をもたらしました。私の中でだけですけどもwだって怖かったんですよ。ハン・ソロをハリソン・フォード以外が演じるなんて。そんなの予告だって見てられる自信なかったですもん。

でも、これだけ誠実に映像化してくれるなら大丈夫かなぁって。レイヤとかもうそのまんまでしたもの。当時のまま、解像度だけ上った感じ。ローグ・ワンは、ローグ・ワンそのものだけではなくて、ディズニーがいかにスター・ウォーズを大事に思ってるかを伝えるために作った作品にも思えました。ありがとう、ディズニー。

普通どうあっても埋められない映像ギャップを、極限まで埋めてくれたギャレス・エドワーズ監督。CG技術の進歩なんて当然だし、5年前の作品ですら粗が見えるような時代。にも関わらずあえてそこに拘った今作は、スピンオフのお手本だともいえると感じました。

 

■スピンオフだからこそ出来る硬質さ

スター・ウォーズは今まで多くの子供たちを魅了してきました。でもかつて子供だった少年少女も今や父になり母になり大人になってしまった。私もその内の1人なのですが、やっぱり年を経るごとに趣向と言うのは変わってきます。見たいものとか、もう一歩先に進んでみたくなったりね。

なんですかね、ローグ・ワンってそういう大人に向けた映画な部分もあると思うんですよ。スター・ウォーズって表にはっきり出ていない設定が結構あって、小説や設定資料なんかで時々語られていたりするんですよね。裏設定だけで作品1本出来るからなぁ。

そういうコアな部分を前面に出して形にしたのが今作なんじゃないかって。大体オープニングロールの設定を映画化しようって時点でその気配ビンビンですもんね(笑)スター・ウォーズ好きが、設定膨らませて小説書いちゃったみたいな感じw

で、重要なのが「かつて子供だった大人」に向けた作品であること。もちろん子供が見ても楽しい作品に仕上がっているとは思います。キャラクター作りがはっきりしてて解りやすく魅力的だし。でも、派手さはあんまりないんです。

と言うのも、今まで派手さを演出していたフォースやライトセーバーなんかがあんまり出て来ないんですね。そりゃジェダイが滅びた後の話なんですから当たり前なんだけど、そこを期待した人たちはちょっとがっかりするかもしれません。チャンバラ好きの男の子とかね。

でもね、その分重厚感が増してると言うか。硬さと渋さがアップしています。地味って言われればやっぱり地味なんですけどw今までライトだった部分が非常に重く描かれている。そこが意見の分かれるところでもあるのかな。私はスピンオフとして、非常にありだと思いました。本編で出来ないことをやらないと、外伝する意味ないもん。

ストーリーもなかなか泣かせます。間のストーリーな訳で、始まりも終わりも見る前から解っている。そういうのって制約が多くて身動き取れなくなってしまいがちなのですが、適度に寄り道を加えながら本編に収束していく様は見ていて気持ちよかったです。こんな外伝だったらいくらも枝分かれしてくれていいぞ!(笑)

 

■最後に

ローグ・ワンは、エピソード4へ繋がる物語。過去から未来に繋げたこの作品は、過去作と現代とのギャップをも埋めてくれる本当に素晴らしい作品でした。

とはいえ結構べた褒めしているようになっていますが、ちょっと気になるところもないではなかったんですよね、、、盛り上がりが完全に後半だけに振ってあって、前半ダレてしまう部分が結構ありました。会話劇も多かったし、もう少しだけでも前半に山場があれば違ったかなぁ。

ただそれを含めても、非常によく出来た作品だと思います。物語の特性上単体として評価し難く、自身のスター・ウォーズへの思い入れが加味されているような気がしないでもないですが、「スピンオフ」としてなら一級品であるというのは揺るがない事実なんじゃないかと。

ローグ・ワンは決してヒーローの物語ではありません。スター・ウォーズという英雄たちの物語の裏に、多くの名も語られぬ戦士たちの血と汗があったのだと。そういう「脇役」の物語です。でも彼らがいたから、ルークたちは英雄になれた。彼らの栄光の礎となった物語、、、主役に慣れなかった彼らのストーリーを是非一度劇場で見てみてはどうでしょうか。

きっとね、エピソード4が違って見えるはずです。実際私は違って見えましたよ!

 

映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の上映館、公式情報など

映画「この世の片隅に」の上映館や公式サイトなどの情報は以下の通りです。

公式サイト:ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

上映館:「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」劇場情報(公式サイト内)

 

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