今回は映画「スター・トレック ビヨンド」のあらすじ・ネタバレ・感想、キャスト情報などをまとめます。
「スター・トレック ビヨンド」は長寿シリーズ最新作であり、リブート版の最終作です。
今ならばまだ入りやすいと思うので「スター・トレック ビヨンド」を是非チェックしてください。
今回も「マッキー」です。映画大好きな大阪女子がいろいろとまとめていきます。
目次
映画「スター・トレック ビヨンド」のキャスト、公開日について
映画「スター・トレック ビヨンド」のキャスト、公開日は以下の通りです。
映画「スター・トレック ビヨンド」のキャスト
・クリス・パイン(ジェームズ・T・カーク役)
・ザカリー・クイント(スポック役)
・カール・アーバン(レナード・マッコイ役)
・ゾーイ・サルダナ(ウフーラ役)
・サイモン・ペッグ(モンゴメリー・スコット役)
・ジョン・チョー(ヒカル・スールー役)
・アントン・イェルチン(パヴェル・チェコフ役)
(映画公開前の2016年6月19日に遺作になってしまいました)
・イドリス・エルバ(クラル役)
・ソフィア・ブテラ(ジェイラー役)
・ディープ・ロイ(キーンサー役)
映画「スター・トレック ビヨンド」の公開日
2016年10月21日(アメリカでは7月22日)
映画「スター・トレック ビヨンド」あらすじなど
では次に映画「スター・トレック ビヨンド」のあらすじなどをまとめます。
映画『スター・トレック ビヨンド』のあらすじ
ジェームズ・T・カークは、エイリアンとの会議に出向き、パワーストーンの平和利用を訴えるが交渉は決裂します。
ジェームズ・T・カーク館長率いるエンタープライズ号ははエイリアンたちに襲撃される。
そして、エンタープライス号は破壊されてしまう。我が家とも呼べるエンタープライズ号から何とか脱出するものの未知の惑星に放り出される。
ばらばらになって更にエイリアンの襲撃を受ける、、、。
そこから命からがら生き残っていくクルー達を描くアクションです。
映画『スター・トレック ビヨンド』の感想(ネタバレ注意)
さて今回ネタバレ批評いたしますのは、『スター・トレック BEYOND』です。
長寿シリーズ最新作であり、リブート版の最終作となる今作です。が。実は私はこのリブート版3部作しかまだ見れておりません。
と言うのも非常に長いシリーズなので、どこから入るべきか迷ったまま放置していたんですよねぇ。これはシリーズものの宿命ですが、、、あとマーベル映画も(笑)最初っから見ていればずっと追い続けるのも苦じゃないんですけど、後から過去に戻るのは少々厳しいときもありますし。お話の作り的にも、映像的にもね。
なのでよっぽどのことがない限り見ないんじゃないかなぁって思っていたスタートレックですが、2009年にリブート版が公開されました。これは是非とも乗っからねばと見続けて早3作目。長いようで短いシリーズでした……なんてことはなく。
こちら4作目もすでに制作発表されてるんですよね(笑)まぁよくある話ではありますが。続きを見れることに喜びを感じつつ、とりあえずは一応の区切りとしての今作。さてさてどんな映画だったでしょうか。
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■SF?アクション?楽しければどっちでもいいさ!
前2作の監督を務めたJ・J・エイブラムスが制作に回り、新たにメガホンを取ったのは『ワイルドスピード』シリーズでおなじみのジャスティン・リン。
正直ジャスティン・リンがSF?って感じだったんです。ワイルドスピードシリーズは結構好きなのでアクション自体は心配していなかったんですけど、それとSFの部分は全然違うじゃないですか。勝手が違う、畑が違う、そんな感じで。
なので宇宙的な要素はあまり期待せずに行ったんです。それってスタートレックとしてはどうなのって思いながら、、、結果としていい方向に裏切られた部分と、想定を超えなかった部分がありました。
めまぐるしいスピードアクションと、派手な演出コミカルな演技は本当に素晴らしかった!4DXが人気だと言う話も頷けます。始終飽きさせない様に練られたギミックは、ずっとテンションを高く維持してくれて非常に楽しい。うん、すごく楽しい映画だと思いました。
けれどやはり懸念していた通り、SFの部分はちょっと既存の映像から抜けきることは出来なかったかなぁ。慣れない為なのか、どうにもどこかで見た感じの演出がちらほら。アクションって言う単体で観ればよくても、宇宙空間の醍醐味はあまり感じられなかった。宇宙でなくてもよくない?と一瞬思ってしまったので、、、
やっぱりその辺はJ・J・エイブラムスが上手すぎたってことなのかもしれません。ハードル上がっちゃってるもんね!新規開拓のジャンルなのに、ここまで自分の作品として消化出来れば本当は十分なんだよ!
なんかちょっと批判的になってしまいましたが、ジャンルを深く考えなければすごい好きな映画です。ポップコーンムービーって言うと映画好きの人からはイメージ悪いかもしれませんけど、私はこれに相当する素晴らしい映画だと思っています。はっきり「娯楽作品」って言えるの、最近少ないんだもん、、、
■旧時代から新時代へ
これは映画のテーマでもあるのかな。リブート作品であるってことも含めると、なんかすごい深みが出る言葉です。
今3部作は一貫してクルーたちの「成長」が描かれていました。私は旧作を見ていないので以前がどうであったかはあまり詳しくないのですが、知っている範囲で考えてもスタートレックはそこまで「キャラクター」に重きを置いてこなかったように思います。にわかの勘違いだったらごめんなさい、、、
けれどリブート版、特にこのSTBは丁寧にキャラクターを描写しているように感じました。そしてその描写が、大きなテーマである「社会秩序のあり方」の答えに繋がっている。
バトルあり笑いありの非常に楽しい映画なのですが、その楽しさの裏によく考えると重いテーマがひっそりと置かれているんですよねぇ。でもあんまり気づかない。重たくならない。表に出すバランスが非常に巧妙であって、気軽に見れる癖に与える印象が深いんですよ。前述でポップコーンムービーと言いましたが、そんな気軽さで見てすらテーマがすっと入ってくるんです。
個人的主観ですが、この映画の在り様にも似てるからなのかもなぁって思いました。
旧時代の知恵と技術で戦いながら、それでもそこにしがみつくことをよしとしない。さらにその先へ、未来へ進んでいく、、、それこそがリブートの答え。なのかもしれません(笑)
■最後に
最初にも言いましたが、今作はあくまで「3部作」のラストストーリー。まだまだスタートレックは続きます。今ならばまだ入りやすいと思いますので、是非この機会に一度見てみてはいかがでしょうか。
そして最後に1つだけ。
今作はチェコフ役を演じていたアントン・イェルチンの遺作にもなっています。若い才能がこうした形で早くに亡くなってしまうのは見ていて痛々しく思います。もっと違う作品も見てみたかったなぁ、、、
エンドロールにも追悼のメッセージが記されていますので、映画館の明かりがつくまで彼の演技に思いを馳せてみるのもいいかもしれません。