こんにちは「マッキー」です。映画大好きの大阪女子。映画が好きすぎて以前は映画館に勤めていました。

今回は「ジェイソン・ボーン」の映画関連情報、あらすじ、感想などをまとめます。感想中心ですがネタバレ要素も多少なりともあるので注意してください。

待ちに待った『ボーンシリーズ』最新作、かなり楽しみです。

ジェイソンボーン

画像引用元:naverまとめ

 

映画「ジェイソン・ボーン」のキャスト、公開日について

映画「ジェイソン・ボーン」のキャストは以下の通りです。

 

キャスト

マット・デイモン

トミー・リー・ジョーンズ

アリシア・ヴィキャンデル

ヴァンサン・カッセル

ジュリア・スタイルズ

 

監督、スタッフ

監督:ポール・グリーングラス

製作:フランク・マーシャル、ジェフリー・M・ワイナー、ベン・スミス、マット・デイモン

 

公開日

2016年10月8日公開

 

映画「ジェイソン・ボーン」あらすじ、公開前の感想(映画見どころ)など

映画「ジェイソン・ボーン」はどのような映画なのか?

その簡単なあらすじ、そして映画を見るにあたっての感想などをまとめます。

 

映画「ジェイソン・ボーン」の注目すべきところは?

マット・デイモンを一躍世界的アクションスターにした「ボーン」シリーズの2~3作目を手がけたポール・グリーングラス監督が復活。CIAの問題、国家のあり方としての問題などを提起する映画作りには定評があります。今作ではどのような形で問題提起していくのかも楽しみの一つ。

ポール・グリーングラスが監督の復活ということで主役はマット・デイモン。久しぶりのアクションが期待されます。監督が違うのならば出る意味がないとして4作目以降の出演を断ったとされるマット・デイモン。そのこだわりも凄いところ。

そして、今ハリウッドで最も注目されている若手女優のアリシア・ヴィキャンデルも登場。彼女の役どころはCIAのサイバー部門のトップ、ヘザー・リー。頭が切れるだけにCIAトップのやり方にも疑問を持ち始めます。彼女の新しい魅力も注目です。

 

映画「ジェイソン・ボーン」のあらすじ

ジェイソン・ボーンが消息不明のまま歳月が経過したある日。世間から身を隠して生活していたボーンの元に、元同僚であるニッキ―が現れる。

彼女から、CIAが世界中の情報を監視・操作する極秘プログラムが始動したという情報を告げられることで、ボーンは新たなミッションに挑むことになる。

さらにボーンの過去にまつわる真実が明かされ、それがもたらす過酷な戦いへと発展していく……

 

映画公開前の個人的感想(映画見どころなど)

とうとう待ちに待った『ボーンシリーズ』最新作、ということで期待を込めてあらすじ感想を書きたいと思います。

そもそもボーンシリーズは監督の交代により、3作目までの主役であったマット・デイモンが「グリーングラス以外でのボーンシリーズはありえない」とし主演を辞退。4作目は監督も主演も違う「新たな」ボーンであったことは記憶に新しいです。

個人的にはジェレミー・レナーは好きな俳優さんですし、前作も嫌いではなかったのでダブル主演なんてことも期待したのですが、、、さすがに無理でした(笑)最早『ボーン・レガシー』はスピンオフ扱い、と言うことなのでしょうか。

しかしボーン・レガシーを数えないのであれば、前作は2007年公開の『ボーン・アルティメイタム』と言うことになります。ちょっと間が空きすぎた為、世界情勢や技術の進歩などへの折り合いをどうつけるのかは正直不安はありますね。

あとCG技術も当時より格段に向上しているので、やれることが多くなりました。だからこそ、よくあるCGの誤魔化しが増えちゃうんじゃないかなぁ、、、とか。ボーンシリーズは地に足が着いたアクションが好きなので、CGばりばりにはなって欲しくないなぁ。予告見る限り、大丈夫そうだとは思いますが。

そして個人的に一番気になってるのはトミー・リー・ジョーンズの存在、、、映画見ない方だとBOSSのCMの印象が強いと思いますが、『MIB』が大好きな私としては今回どんな役どころなのかものすごく期待しています!

期待が尽きない『ジェイソン・ボーン』ですが、今から1~3作目までレンタルして予習しつつ公開に備えようと思います。

 

映画「ジェイソン・ボーン」の感想(ネタバレ注意)

さてさてどのような映画になっているのでしょうか?個人的には楽しみにしているだけに裏切られたら残念ですが、逆にとんでもなく興奮する映画になっているようにも思います。

そんなことを思いつつ、、、実際に見てまいりました。

『ボーン・レガシー』から4年、マット・デイモンの主演として考えるならば『ボーン・アルティメイタム』より9年の月日を経てボーンがスクリーンに帰ってきました。

技術や時代背景の移り変わった現代世界、、、そんな中で果たしてボーンはどんな活躍を見せてくれたのでしょうか。

ちなみに冒頭「翻訳・戸田奈津子」の名前に、お元気そうだと喜ぶべきか奈津子翻訳か、、、と落胆すべきか悩んだのは私です(笑)

 

■より派手に進化したカー・アクション

ボーンシリーズの魅力として挙げられるのは、やはり鬼気迫るカー・アクションだと思います。

毎回毎回「そんなところ通るの?!」と驚かされる道なき道を力技で進んでいくボーンの姿は圧巻であって、今回もその辺は非常に楽しめました。

特に前半のアクションがよかったですね。いつもはもっと道自体が狭かったりごちゃごちゃしているんですけど、今回は人がごちゃごちゃしてた。

それもそのはず、舞台はアテネの政府デモ真っ最中。火炎瓶が飛び出して火花は飛ぶし、みんな暴れまわっているから通りにくいのなんのって、、、いつもは露店だったり木箱だったりするところが、全部人に変わっていました。

またそれによって時代背景も上手く描かれていたように思います。前回から9年たっているわけですから、世界情勢はかなり変動しています。物語の中でも世界は変わったのだと見せる手段としても、とても解りやすかったです。

なので上手く作品としての年を取ることが出来たんじゃないかな。リメイクやらシリーズ復活で、時代についていけずからまわった作品も多いですから、この辺は流石と言うべきでしょう。

そして後半には更に派手なカー・アクションがありました。

しかしですね、、、さすがにちょっとこれは、派手にやりすぎて車の頑丈さしか頭に残りませんでした(笑)ずらっと並んだ車という車をなぎ倒していくんですが、何故突っ込んだ車はこんなに無事なんだろうと考えてしまったほどです。

迫力はあったのですが、いかんせんやりすぎでしたね。復帰第一作なわけですからより豪快に、てことなのかもしれませんが、、、ただ、ここまで来ると違った意味で好きなんですけどねw

 

■解りやすいストーリーに解りにくいアクション

ストーリーは本当に解り易かったです。ブランクがあるだけにとっつきやすさを重視したのかもしれませんが、昨今のハリウッドにはない解りやすい悪がいます。最近の流行りは、勧善懲悪ってわけじゃないですけどどちらも正義でどちらも悪っていう重いテーマのものが多いですから判断が難しいんですよね。頭がごちゃごちゃするものが多いけど今回は解りやすい。

それを抜きにしても、もともとそこまで小難しいシリーズではありませんが今回はよりシンプルになっていた気がしますね。シリーズの設定を跨いではいるものの、根本にある復讐に関しては今作で大体同期を網羅出来ますし。

だからこそアクションに集中出来た。上記に書いたようにカー・アクションはすごく良かったです。緊迫感もあるし、画面の迫力も他シリーズに遜色ありません。

ですが、、、うーん、これは好みの問題なのかなぁ。私はあまり手ブレでアクションを魅せる手法が好きではないのですね。もちろん臨場感やスピード感はあります。迫力が段違いになりますし、決めるところで使われていれば「うおぉぉ!」って興奮したりもする。けど。

画面酔いしちゃうんですよー今回ね、手ブレに加えてカット割りが異常に細かくて。ブレるわチカチカするわで、最後の方は目をつむってしまったくらいで。見たいんだけど、見ていてしんどいの。

前回まではこんなことなかったんですが、流行りの撮り方にしちゃったのかなぁと。最近流行りですよね、手ブレ。賛否あるのは解っているし、好きな人は好きだと思います。私は疲れるから出来るならもう少し押さえてほしかった派です。

 

■最後に

大人気シリーズ復活の1作目として登場した『ジェイソン・ボーン』ですが、前の3部作で完結を想定していた為に少々難しい発進となってしまいました。シリーズとしての軸となる大きな目的が今回見当たらなかったのも、終着点を難しくしていた要因なのかもしれません。

『ボーン・レガシー』の件もありますし、下手に続けるよりも新たなシリーズとしてしまってもよかったのではないかなと思います。思いますが、それでもやっぱりマット・デイモンのボーンは私にとって特別だし、続きやるなら見ちゃうんですけどね(笑)実際続くみたいですしね。今度は監督降板で主演も降板とかにならなきゃいいけど、、、。

あとアクションのことでとやかく言いましたが、このご時世でCGを使わないアクションには頭が下がります。そこは本当ずっと引き継いでほしいものです。ボーンのアクションは、「人間が(ギリギリ)出来そう」と思えるものであってほしい。派手さばかりを追わないでほしい。いや、派手なのも大好きなんですけども(笑)

今回はブランクあったしリハビリということで、とりあえず次回作に期待!といったところでしょうか。

(情報参照、画像引用元など:ジェイソンボーン公式サイト